ぼくは、自分を咬んだり、刺したりするような本だけを、読むべきではないかと思っている。もし、ぼくらの読む本が、頭をガツンと一撃してぼくらを目覚めさせてくれないなら、いったい何のためにぼくらは本を読むのか? きみが言うように、ぼくらを幸福にするためか? やれやれ、本なんかなくたってぼくらは同じように幸福でいられるだろうし、ぼくらを幸福にするような本なら、必要とあれば自分で書けるだろう。いいかい、必要な本とは、ぼくらをこのうえなく苦しめ痛めつける不幸のように、自分よりも愛していた人の死のように、すべての人から引き離されて森の中に追放されたときのように、自殺のように、ぼくらに作用する本のことだ。本とは、ぼくらの内の氷結した海を砕く斧でなければならない。
フランツ・カフカ (オスカー・ポラックへの手紙 1904年1月27日) (via 頭木弘樹) (via re-vu) (via it-shine-reading) (via ontheroad) (via aun-059) (via dix-neuf) (via sampler)
2009-03-26 (via gkojay) (via plus16hours) (via jonahsano) (via parc-box) (via minimumnarration) (via marekoromo) (via nemoi) (via oharico) (via johnnychallenge) (via usaginobike) (via mmqqbb) (via yudaimori)